
高熱が出てしまいました。熱さましを使わないといけませんか?
熱が高くても使わなくてもよいときもたくさんあります。熱さまし(解熱鎮痛剤)は一時的に体温を下げて、熱による苦しい症状を和らげたり頭痛などの痛みを和らげてくれる薬です。熱や痛みの原因を解決するものではありません。熱が高くて機嫌が悪いとき、食事がとれないとき、寝付けないときなどは使いましょう。熱も体がウイルスや細菌を退治するのに必要な反応です。38-39度の熱が出たからといって、脳に悪影響があるわけでもありません。
風邪薬は早く飲まないと治らないのですか?
風邪薬は咳や鼻水、痰などの辛い症状を和らげる薬です。症状を治すためのお薬ではありません。咳や鼻づまりで夜眠れないとき、激しい咳で食べたものも吐いてしまうようなときには、楽にするためにお薬を飲みましょう。少々の咳や鼻水がでていても、ぐっすり眠れてよく食べて元気なときは、お薬なしで様子をみてもよいでしょう。
高熱でひきつけました。どうしたらよいですか?
まず落ち着きましょう。周りに危ないものがないことを確認しましょう。ひきつけて吐くことがあるので、顔を横に向けて吐いても喉につまらないようにしてください。多くの熱性痙攣は5分以内におさまります。どこが痙攣していたか、片方だけか両方か、全身か、どれくらい続いたかなど、ひきつけの様子をよくみてください。そして、医療機関を受診したときに医師へ説明してください。診断の助けになります。熱がないのにひきつけた場合、片方だけ、一部分だけの場合、15分以上続く場合は重い病気の可能性がありますので、すぐに受診してください。
何度も吐いて何も食べられません。どうしたらよいですか?
むかつきがおさまるまで、少し待ちましょう。それから、スプーン1杯程度の飲み物をあげてみてください。吐かずに飲めたら少しずつ量を増やして、5-10分おきにこまめに水分を飲ませましょう。体は水分、塩分、糖分を必要としています。お茶や甘いジュースだけでなく、スープや味噌汁の上澄みもあげてみてください。
少量の水分でも吐いてしまうとき、ぐったりしているとき、おしっこの量が減ってきたとき、口や目が乾いてきたときなどは脱水のサインですので、受診してください。点滴やお薬が必要です。
薬を飲んでくれません。どうしたらよいですか?
まずは、お腹がすいているときに試してみましょう。必ずしもお薬は食後に飲まなくても大丈夫です。そのまま飲めれば一番いいですが、難しい場合は美味しいものと一緒にあげましょう。例えば、チョコレートのアイスやプリンなど。混ぜてしまうと食べ切れませんから、スプーンにのせて、アイスなどで薬をサンドしてみてください。こうすると表は美味しい味なので、うまくいくことがあります。赤ちゃんの場合はミルクに混ぜてしまうとミルク嫌いになることがあるので、混ぜるとしても一口で飲む少量のミルクに混ぜてその後にすぐに美味しいミルクをあげてください。あるいは、粉薬を団子に練って、上あごに塗りつけてすぐにおっぱいやミルクをあげると一緒にのみこんでくれます。いろいろ試してもうまくいかないときは相談してくださいね。
予防接種は必要ですか?
当院では予防接種を受けることをお勧めしています。自然にかかっても問題なく治ることもありますが、重い後遺症を残したり、ときには命を落とすことがあります。予防接種はこういった悲しいことを防ぐものです。予防する手段があるのに、それをしないために大切なお子さまの将来が奪われてしまったら・・・。
予防接種も100%安全で素晴らしいものとはいえず、ときには重い副反応で苦しむことはありますが、その確率は病気にかかった場合よりもずっとずっと低いものです。予防接種どうしようかな?いつしたらいいかな?と迷われたときも、どうぞご相談ください。

















